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《サンパウロ市》パウリスタ大通りでビル火災=高層ビルで発生も負傷者なし

2022年2月26日

 24日、サンパウロ市中央部パウリスタ大通りの高層ビルで火災が発生。負傷者などは出なかったが、同大通りは同市の金融と商業の中心地であるため、多くの市民を不安にさせていた。25日付現地紙が報じている。
 火災現場はパウリスタ大通り1337番のビルで、同大通りで最も有名な商用ビルのひとつ、サンパウロ州工業連盟(Fiesp)の社屋のすぐ近くだった。火はその最上階から起こった。消防によると、出荷原因はエアコンだったという。

 軍警に火災の通報が入ったのは13時20分頃で、消防車11台と消防士35人が急行。火は14時過ぎに収まり、15時50分頃には、放水して熱を冷ます作業も終了。負傷者は出ておらず、26階建ての建物の内、上部二つの階以外はすぐに開放された。
 この火災のため、パウリスタ大通りを走るバス17路線は15時50分まで、パライゾ方面への迂回を余儀なくされた。
 大事には至らなかったが、奇しくもこの日はサンパウロ市史上に残る大火災で、同大通りに近いサンジョアン大通りで16人の死者を出した高層ビル火災が発生してちょうど50年の日でもあった。


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