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《リオ州》 Sebrae =「ペトロポリスで買い物を!」=復興に向けたキャンペーン

2022年3月3日

Sebraeがペトロポリス支援のためのキャンペーンを立ち上げたと報じる2月28日付G1サイトの記事の一部
Sebraeがペトロポリス支援のためのキャンペーンを立ち上げたと報じる2月28日付G1サイトの記事の一部

 リオ州山間部のペトロポリスで起きた豪雨災害を受け、リオ州の零細・小企業支援サービス機関(Sebrae)が2月28日、同市の小企業を支援するための「ペトロポリスで買い物を!」というキャンペーンを始めたと同日付G1サイトなどが報じた。
  リオ州Sebraeの報道担当者でコーディネーターのクラウジア・パシェコ氏によると、同キャンペーンの目的は、公共機関だけでなく、住民や観光客、小中企業にも、同市で買い物をする事を優先するよう呼びかける事で、復興を支援する事だという。買い物可能な場所はSebraeのSNS、または同サイト(sites.rj.sebrae.com.br/juntoscompetropolis/)で確認できる。
 公共機関は現在、周辺の市に供給する品やサービスを同市で購入するという形で協力している。だが、企業家や消費者が同市で生産した品やサービスを購入すれば、同市の経済の回復を加速させる事ができるという。

 同市中央部の商店街、テレーザ通りは、土砂崩れやそれによって生じた土砂と濁流で洪水や浸水の被害も生じ、店や商品に多大な損害を蒙った。
 Sebraeでは同市支援のため、キャンペーンと並行して、オンラインによるコンサルティングなどのサービスも提供している。
 なお、2月15日の豪雨の死者は、2日現在で232人に増えた。内210人は既に身元も判明し、埋葬されたが、現在もなお、5人が行方不明のままだ。
 また、家屋倒壊などで避難所に身を寄せている人は1117人で、公立校には955人、教会や非政府団体(NGO)などには162人が収容されている。


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