《ブラジル》第1Qの鶏の屠殺数減少=牛や豚は昨年同期比増続く

地理統計院(IBGE)が12日、第1四半期(Q)の鶏の屠殺数は昨年同期比で1・8%減少したが、牛は4・7%、豚は7・2%増えたと発表したと同日付アジェンシア・ブラジルなどが報じた。この数字は予備的なもので、全体を網羅した統計の結果は6月8日に発表される。
予備的データによると、第1Qには牛が691万頭、豚が1364万頭、鶏が154万羽屠殺された。これらの数字を前期(昨年の第4Q)と比べると、鶏と牛が各0・1%、豚は2%増えている。
屠殺後の重量は、牛182万トン、豚124万トン、鶏376万トンだった。牛は昨年同期より5・2%増えたが、前期より4・5%減った。豚は昨年同期比で6・7%、前期比でも1・8%増えた。鶏も昨年同期比で2・4%、前期比で1・9%増えている。
生牛乳は58・8億リットルで、昨年同期比で10・5%、前期比でも8・9%減少した。卵は9億6382万ダースで、昨年同期比で2・3%、前期比で2・8%減少した。
年間最低5千頭分の生の牛の皮をなめしてきた皮なめし工場は、第1Qに総計で708万頭分の生皮を受け取った。この量は、昨年同期比で0・2%、前期比では1・9%減少している。