対面勉強会を2年半ぶりに再開=ブラジル経営哲学研究所

ブラジル経営哲学研究所(板垣勝秀代表世話人)は8月27日、2年半ぶりとなる対面での経営学勉強会を、板垣代表が経営するサンパウロ市のパナメディカル・システムズ社で開催した。
同研究所は京セラ創立者の故・稲盛和夫氏の経営哲学を学ぶ「盛和塾ブラジル」の後継団体。会員は当地会社経営者や駐在員、将来ブラジルでの起業を目指す人らを中心に35人が所属している。コロナ禍により対面勉強会は20年2月を最後に中断していた。
勉強会には22人が参加。開会挨拶に立った板垣代表は、「顔を突き合わせて話合える場を再び持つことができ本当に嬉しく思います。稲盛氏が教えてくださった『人としての生き方』や経営学をブラジル全土に普及するとともに、ブラジルでの経営とはどういうものか皆で学んでいきましょう」と呼びかけた。
勉強会では、板垣代表の講話、農器具製造業に携わってきた南忠孝会員による「第一線を退き今考える我が経営と稲盛哲学」講演、イセワキ・パウロ・セイジ氏によるポルトガル語版同研究所「INBRAFE- Situação e Atividade Atual」の活動報告、ダイソーブラジル社の大野恵介社長による「我が経営と稲盛哲学、ダイソーの例から」講演などが行われた。
勉強会終了後には、懇親シュラスコ会が催され、参加者は交流を深めた。
同研究所では、勉強会参加者および会員を募集している。希望者は、世話人の淀貴彦氏(メール:tantan.777.123@gmail.com)まで連絡を。
画像スライダー (5枚)