サンパウロ州などに寒冷前線到来=海岸部では高波に注意を
北上する寒冷前線の影響で、10日にかけてサンパウロ州やリオ州の海岸部で高波が発生する可能性があると、8日付フォーリャ紙(1)が報じている。
予報によると、高波の影響が起こり得るのは、サンパウロ州はサントス海岸部、リオ州はカンポス・ドス・ゴイタカゼスで、最高で3メートルの高波が起こる可能性があるという。
サンパウロ州保安局は、この間はサーフィンやウィンド・サーフィン、カイト・サーフィンなどの海のスポーツを行わないよう勧めている。
また、この寒冷前線の接近で、急激な冷え込みも起こっている。サンパウロ市では雨は少量しか降らないものの、曇り空が広がり、8日は最高気温も20度を超えなかった。7日は最高気温が30度だったため、冷え込みがより厳しく感じられた。このところ異常乾燥が続いていたが、8日は湿度が60%まで上がっている。
暖かさが戻るのは11日からになる見込みで、週末には最高気温が36度になる暑い日が予想されている。