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ルーラ、股関節手術9月29日に=国外での公務終えた後に

2023年9月2日

 ルーラ大統領が29日に股関節の手術を受けることが決まった。8月31日付G1サイト(1)が報じている。
 ルーラ氏は数年前から変形性股関節症を患っており、G1サイト(2)(3)が報じたように、7月23日と26日にサンパウロ市とブラジリアのシリオ・リバネス病院でブロック注射や神経の一部を遮断する除神経と呼ばれる処置を受けた。ルーラ氏はこの時点で、股関節の痛みは「終日の職務を遂行できないほどのもの」と表現。10月に手術を受けたいと語った。
 手術は9月29日にブラジリアのシリオ・リバネス病院で行われる。ブラジリアで手術を受けるのは、長距離の移動を避けるためだ。
 ルーラ氏は9月も予定が目白押しで、8月31日は新たな経済活性化計画(PAC)の事業や飢餓と貧困対策についてアナウンスするためにピアウイ州に赴いた。また、7日からはインドでのG20の首脳会議、18~19日はニューヨークでの国連総会に参加するほか、キューバへの訪問も予定され、帰国は22日の予定となっている。
 当初、手術は10月とされていたが、痛みが続いているため、予定を繰り上げて実施されることになった。
 今回の手術は股関節置換術と呼ばれ、壊れてしまった股関節を、骨盤の股臼に取り付け、股関節の受け皿となるソケットと、大腿骨内に挿入し、骨頭と呼ばれるボールのついたステムと呼ばれる部分からなる人工股関節に置き換える。各部品を骨に固定する際に骨セメントを使うか否かは不明だが、手術の際は麻酔を使い、左の股関節の側面に最長で30センチほどの傷を入れることになる。


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