インターネット=全ての年代で利用が増加=携帯電話でのアクセス急増

地理統計院(IBGE)によると、国内でのインターネットの利用は進んでおり、22年の場合、10歳以上の利用者は1・616億人で全体の87・2%に上ることや、全ての年代で利用者が増えていることが分かったと9日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。
インターネット利用者1・61億人は史上最多で、携帯電話でアクセスする人が98・9%いた。6年前は63%を占めたコンピューターでの利用は35・5%に減ったが、テレビを使ったアクセスは増えている。
インターネットにアクセスしていない家庭は640万世帯で、10歳以上の人の内、学生や生徒282・3万人を含む237・92万人(12・8%)はインターネットを利用していなかった。インターネットを利用していない人は北部や北東部が多い。また、利用していない人の52・3%は60歳以上で、78・5%は無学歴または中学までの基礎教育課程中退者だった。
インターネットを使っていない学生や生徒の93・7%は公立校生で、その理由はサービス料が高いが19・9%、必要な機材が高いが14・8%を占めた。
ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)のレナタ・トマス氏は、北部や北東部、公立校でのインターネット普及のための公共政策の必要性を説くと共に、デジタル技術をより良い方法で活用するための公共政策も必要と語っている。