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マリーナ環境相=ネイチャー誌の世界10傑に=アマゾンの保護活動認められ

2023年12月16日

マリーナ氏(©Marcelo Camargo/Agencia Brasil)
マリーナ氏(©Marcelo Camargo/Agencia Brasil)

 国際的な科学雑誌『ネイチャー』が13日に発表した、科学の世界で最も影響力のある人物10人の1人にマリーナ・シルヴァ環境相が選ばれたと同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 マリーナ氏選出はアマゾン保護の実績を評価したものだ。同誌によると、環境に関しては記録的な地球温暖化、灼熱の熱波、火災といった悪いニュースが続く中、8月3日に同相が発表した、1~7月のアマゾン熱帯雨林での森林伐採量が昨年同期比で43%減少とのニュースが希望のメッセージと認められたという。
 同相は前政権が廃止した「法定アマゾンにおける森林破壊の防止と管理のための行動計画(PPPCDAm)」を再開させ、環境規制を執行する監視機関への支援も再確立した。一例は国立再生可能天然資源・環境院(Ibama)で、1~7月に科した環境犯罪への罰金額は、2019~22年の平均を137%上回った。
 同誌によると、ボルソナロ政権では環境犯罪への罰金が40%減り、アマゾンでの森林伐採がその前の4年間比で約60%増加していた。
 同誌が作成したリストは、科学の発見に貢献し、重要な問題に注目を集めた人々の役割を強調している。同誌によると、これは賞やランキングではなく、その年の最も興味深い記事に焦点を当てるために同誌の編集者達が編集したセレクションだという。


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