サンパウロ=モルンビ・スタジアム改名へ=新名称は「モルンビス」に
民間企業に命名権(ネーミング・ライト)を授けることで、サンパウロFCの本拠地、モルンビ・スタジアムが改名される可能性が高まっている。18日付グローボエスポルテ(1)が報じている。
報道によると、サンパウロFCは現在、チョコレート会社のモンデレース社と交渉を行っている最中で、まもなく正式発表の運びとなるという。
新しいスタジアム名は「モルンビス」で、3年契約で2500万〜3千万レアルが支払われる見込みだという。モルンビ・スタジアムの正式名称はシセロ・ポンペウ・デ・トレド・スタジアムだが、スタジアムのあるサンパウロ市南部の地区名にちなみ、長い間、モルンビ・スタジアムと呼ばれている。
サンパウロ市内のライバル・チームであるパルメイラスとコリンチャンスもスタジアムの命名権を採用しており、いずれもアリアンツ社、イペラ・ファルマ社がその権利を有しているが、両社共、20年間で3億レアルの契約であることから、サンパウロの契約年数は極めて短期なものとしてとらえられてもいる。