コパ・アメリカ=パラグアイに4対1で快勝=ヴィニシウス2得点の活躍

サッカー・ブラジル代表(セレソン)は6月28日、米国で開催中のコパ・アメリカの第2戦でパラグアイと対戦し、4対1で圧勝した。同日付G1サイト(1)が報じている。
6月25日のコスタリカ戦を一方的な試合展開にも関わらず、0対0で引き分けたセレソンは、グループリーグ突破のためにこの試合をなんとかものにしなければならなかった。
この試合も前半14分にアリソンの攻守で先制点を防ぎ、30分にパケターがPKを外すなど、嫌な展開があった。
だが、34分、パケターがゴール前に流したパスをヴィニシウス・ジュニオルが決めて先制した。
レアル・マドリッドでの活躍をなかなかセレソンで生かせていなかったエースの待望の1点でセレソンは調子づいた。
43分にはロドリゴのシュートを相手キーパーが弾いたのに乗じて、新鋭のサヴィーニョが代表初ゴールで2点目。前半終了間際にはヴィニシウスが2点目を決めて、3対0とした。
後半3分、パラグアイはアルデレテのペナルティ・エリア外からのミドル・シュートで1点を返したが、セレソンは20分に、サヴィーニョがペナルティエリア外から放ったシュートが相手ディフェンダーのハンドを招き、PKのチャンスを獲得。今度はパケターが決めて、4点目。試合はこのまま4対1で終了し、セレソンが快勝した。
セレソンの次戦は2日のコロンビア戦で、この試合はグローボ局で生中継される。セレソンはこの試合に勝てばグループDを1位で通過。引き分けだと2位通過となる。仮に敗れても、コスタリカがパラグアイ戦に勝利して、現在セレソンとの間にある6点の得失点差を詰めない限り、2位通過となる。