パラナ州=モロ夫人が市長選副候補に=夫の26年の知事選布石か?

10月のパラナ州クリチーバの市長選にセルジオ・モロ上議(ウニオン)夫人のロザンジェラ・モロ下議(ウニオン)が副候補として出馬することになった。29日付フォーリャ紙(1)などが報じている。
ロザンジェラ氏はネイ・レプレヴォスト・パラナ州議(ウニオン)の副候補として出馬する。
同氏は2022年にサンパウロ州から下議選に出馬して当選した。だが、今年に入ってから、郷里のパラナ州に党籍を移した。その時は選挙法違反で訴えられていたモロ氏罷免の場合に備えて、上議補欠選への準備かと囁かれていたが、モロ氏が無罪となり、その線がなくなっていた。
今回のロザンジェラ氏出馬は、26年のパラナ州知事選に備えたものとみられている。この知事選にはモロ氏が出馬を希望していると言われている。モロ氏は29日、レプレヴォスト氏とロザンジェラ氏の出馬宣言の記者会見にも同席している。