site.title

PRTB=サンパウロ市副支部長は誘拐で服役=党首のPCCとの関係告白に続き

2024年8月13日

PRTB党大会でのマイケル氏(右)(Youtube)
PRTB党大会でのマイケル氏(右)(Youtube)

 サンパウロ市市長選候補のパブロ・マルサル氏の所属政党の労働刷新党(PRTB)サンパウロ市副支部長に誘拐事件への関与で実刑を受けた過去があることが判明したと、11日付フォーリャ紙(1)が報じている。
 PRTBは、党首のレオナルド・アルヴェス・デ・アラウージョ氏(通称レオナルド・アヴァランシェ)がサンパウロ州最大の犯罪集団である州都第一コマンド(PCC)と繋がりがあると語った録音が8日に漏洩され、物議を醸したばかりだ。
 だが、同党のサンパウロ市副支部長マイケル・サントス・デ・アシス氏にも、誘拐事件への関与で有罪となり、実刑に服していた過去があることが明らかになった。
 これは、2009年5月にサンパウロ市東部サンミゲル・パウリスタで起きた女性の誘拐事件に関するものだ。この事件では家族に5万レアルが要求されたが、誘拐は12時間ほどで失敗に終わった。マイケル氏は事件後に出頭した犯人の一人だったが、2011年の裁判では、関与の度合いの低さから共犯者と見なされ、8年の実刑判決を受けた。同氏は13年まで服役している。
 マイケル氏は今月4日に行われたマルサル氏のサンパウロ市市長選出馬承認のイベントで、アヴァランシェ氏やマルサル氏、同党創設者でサンパウロ市市長選の泡沫候補として有名だったレヴィ・フィデリックス(故人)の息子のレヴィ・フィデリックス・フィーリョ氏と並んで壇上に登場していた。
 マイケル氏やPRTBは、この報道に関する発言を避けている。


パリ五輪=メダル20個で20位に=メダル獲得数も女性上位前の記事 パリ五輪=メダル20個で20位に=メダル獲得数も女性上位サンパウロ州=旅客機墜落62人全員死亡=国民に衝撃与える大惨事=大統領が3日間服喪宣言次の記事サンパウロ州=旅客機墜落62人全員死亡=国民に衝撃与える大惨事=大統領が3日間服喪宣言
Loading...