女性も徴兵志願が可能に=18歳になる年の前半に

28日、連邦政府が女性の自発的軍入隊に関する規定を盛り込んだ政令を発表した。同日付G1サイト(1)が報じている。
この政令は、28日発行の連邦政府官報で発表された。従来の規定では、18歳での徴兵または志願兵は男性のみが対象で、女性は下士官及び士官向けの訓練コースからしか受け入れられていなかったが、今後は女性も18歳からの入隊が可能となる。
ルーラ大統領とジョゼ・ムシオ国防相はこの日、国防省設立25周年の式典に参加しており、そこでもこの件に関する発表が行われた。
新規定によると、女性も18歳になる年の1月から6月に徴兵志願が可能となり、セレクションに参加することができる。自発入隊希望者の選抜は、肉体的、精神的、道徳的、文化的な基準に基づいて行われる。また、健康検査も行われ、それに合格した上での入隊となる。自発入隊者は正式に編入されるまではボランティア扱いで、編入までは兵役を辞退することもできるが、正式に編入した後は男性同様に兵役が義務化され、男性兵と同様の規則に従うことになる。
女性入隊者は、兵役について定めた1964年の法令と、出産や養子縁組に伴う休暇を規定した1980年の軍法に従うことになる。