世論調査=「X停止」過半数反対も=「モラエス正しい」も多数

調査会社アトラスインテル社が行った、SNSプラットフォーム「X」の停止処分に関する調査によると、過半数が処分に反対しているが、アレッシャンドレ・デ・モラエス最高裁判事とX社のイーロン・マスク氏では「モラエス判事の方が正しい」との結果も出た。4日付UOLサイト(1)が報じている。
調査では、「Xの停止に賛成するか」の問いに50・9%が「しない」と答え、「する」と答えた48・1%をわずかに上回った。
また、モラエス判事の判断を「政治的」と判断した人は56・5%で、「テクニカル」と見た人の41・7%を大きく上回っている。
だが、「マスク氏はモラエス判事の命令に従うべきだったか」の質問には48・9%の人が「そうするべきだった」と答え、「従わなくてもよかった」の37・6%を10%ポイント以上上回っている。
さらに、「モラエス判事とマスク氏はどちらが正しい」では「モラエス判事」が49・7%で、「マスク氏」が43・9%だった。
質問の中で最も共通見解が高かった質問は、「VPNを利用してXの使用を継続する人に罰金は必要か」という質問で、64・5%が「その必要は無い」と答えている。
なお、「使用停止となった時分でXを利用していたか」の質問に、「使っていた」と答えたのは28・6%と、30%を割っていた。この数は事前に知られていたXの国内利用率とほぼ同じ数字だ。