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サル痘=患者・疑似症患者が増加=既に昨年の総数を超える

2024年9月6日

今年の患者や疑似症患者は昨年の総数を超えたと報じる5日付アジェンシア・ブラジルの記事の一部
今年の患者や疑似症患者は昨年の総数を超えたと報じる5日付アジェンシア・ブラジルの記事の一部

 保健省の週次報告によると、エムポックス(旧名サル痘)の患者・疑似症患者は945人となり、昨年の総数の853人を超えた上、感染が疑われる患者も264人いると5日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
 患者や疑似症患者が集中している地方は南東部で、全体の80・7%にあたる763人を占める。
 州別患者数は、サンパウロ州487人(51・5%)、リオ州216人(22・9%)、ミナス州52人(5・5%)、バイア州39人(4・1%)と続くが、アマパー州とトカンチンス州、ピアウイ州は症例報告が出ていない。感染が疑われる症例最多もサンパウロ州で、40・5%にあたる107人は同州在住者だ。
 市別患者数上位はサンパウロ市343人(36・3%)、リオ市160人(16・9%)、ベロ・オリゾンテ市43人(4・6%)、ブラジリア20人(2・1%)となっている。
 患者・疑似症患者の94・9%(897人)は男性で、75・7%(679人)は18~39歳だ。4歳未満の患者も1人いる。今年は妊婦の感染例は報告されていない。
 入院患者は69人(7・3%)で、入院の理由は、37人(3・9%)が症状が重いため、8人(0・8%)は隔離のためだった(残りは不明)。集中治療室に入った人も5人(0・5%)いた。
 今年は死者は出ておらず、感染力が強く、致死率も高い新変異株(1b型)も出ていない。


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