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パラ五輪で金25個獲得=過去最高、初のトップ5入り

2024年9月10日

パリ・パラ五輪で10個のメダルを獲得したカロル・サンチアゴ (Foto: Marcello Zambrana/CPB)
パリ・パラ五輪で10個のメダルを獲得したカロル・サンチアゴ (Foto: Marcello Zambrana/CPB)

 12日間にわたって開催されたパリ・パラ五輪が8日に閉幕し、ブラジルはメダル獲得数で記録を更新し、初めてトップ5に入った。合計89個のメダルを獲得し、うち25個が金という、大会史上最高の快挙を達成したと、同日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。
 ランキングでは金メダルを94個獲得した中国がトップに立ち、2位は金49個の英国、3位は金36個の米国、そして4位は金27個のオランダだった。
 280人の選手を擁するブラジル代表団は、大会最終日までイタリアと激しい5位争いを繰り広げた。イタリアは前日の7日までブラジルより上位に位置していたが、ブラジルは最終日の重量挙げとカヌーで二つの決定的な金メダルを獲得し、逆転を確実とした。
 それまでのブラジルの最高成績は2021年の東京大会で、22個の金を含む、合計72個のメダルを獲得し、7位に終わっていた。12年のロンドン大会でも同じく7位で、金21個を含む、合計47個のメダルを獲得した。
 水泳と陸上競技はそれぞれ26個と36個のメダルを獲得して大会の中心的な役割を果たし、ブラジルにとってこれらの種目での最高の成果となった。
 水泳競技では、カロル・サンチアゴ(39歳)が金6個を含む10個のメダルを獲得し、さらにガブリエル・アラウージョ(22歳)も金3個を勝ち取って、記録に大きく貢献した。
 パリ大会でのもう一人の大スターは陸上競技のジェルーザ・ジェベル(42歳)で、100mと200mで二つの金を獲得。彼女は北京大会で銅、ロンドン大会と東京大会で銀を獲得していたが、金を手に入れたのは初めてとなった。
 さらに、閉幕間近に四つの金を獲得した柔道が、この記録に最後の弾みをつけ、同種目のメダル獲得数ランキングでブラジルを首位に押し上げた。
 また重要なデータとして、今大会でのメダル獲得者が16の州および連邦直轄地から出たことが挙げられ、ブラジルの五つの地域全体からの広範な参加を反映している。
 08年の北京大会で9位、12年のロンドン大会で7位、16年のリオ大会で8位、21年の東京大会で7位と、4大会連続でメダル獲得数のトップ10入りを果たしていたブラジル。今回さらにランクを上げてトップ5に食い込み、強豪国としての地位を確立した。


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