ロック・イン・リオが開催=記念すべき40年目の回

今年のロック・イン・リオは、「40年目」の記念すべき節目にあたる。第1回目は軍事政権崩壊直後の1985年1月に開催。ロック・フェスティバルがまだ国際的に珍しかった頃に、数10万人の動員を記録したことで同フェスティバルは国際的に有名となった。以後、1991年、2001年と開催され、2011年以降は奇数年に隔年開催。パンデミックの影響で2021年の回が22年に延期となって以降は偶数年隔年開催となって現在に至る。
2011年以降は、最初の週末が金〜日、2回目の週末が木〜日の計7日開催。開催当初はクイーンやAC/DCなどのロックバンドで知られたが、今日ではヒップホップや女性によるダンス・ミュージックのスターなど、総合的なポップ・ミュージックのフェスティバルとなっている。
欧米から招聘された国際的スターがメインとなることが通例だが、40回記念の今回は、国内のスターに特化した日が初めて設けられ、注目されている。開催6日目の21日がそれにあたる。
開催期間中の地上波ではムウチショウ・チャンネル、アプリではグローボプレイで生中継を見ることが可能だ。
今年のメインの出演者は、米国のラッパー、トラヴィス・スコット、米国ロックバンドのイマジン・ドラゴンズ、イギリスの男性歌手エド・シーラン、米国女性歌手ケイティ・ペリーなどだ。