統一地方選=候補者は12年以降最少=有権者の数は史上最多に

統一地方選の候補者の戦略的な入れ替えを認める期限は16日で切れ、今後は候補者が死亡した場合以外の候補者名の変更はできなくなったと同日付G1サイト(1)が報じた。
選挙高裁によると、16日までに行われた出馬登録申請は46万2859件だが、その内の5005件は犯罪歴があるなどの理由で登録が拒否されており、6731人は出馬を断念しているという。現時点での市長候補は1537人、市議候補は43万1512人で、2012年以降で最少。2020年選挙より約10万人少ない。
ただし、有権者は約1億5600万人で、地方選としては史上最多だという。
市長・市議候補の66%は男性で、女性は34%だ。プロフィールは、白人46・83%、褐色40・3%、黒人11・32%、先住民族0・56%、黄色人種0・38%、情報なし0・61%となっている。
16日アジェンシア・ブラジル(2)によると、候補者数全体は減少しているが、先住民族と自己申請した候補者は2479人で、2020年選挙での2172人より14・13%増えた。候補者増は全地方で起きており、部族も登録した1966人の内、上位3位はカインガング族168人、チクーナ族150人、マクシー族107人だ。
州全体の候補者に占める先住民族の候補者の比率が高いのはロライマ州の7・10%。所属政党は41・87%が右派、40・42%が左派、17・71%が中道だった。