電気代=10月の追徴金は赤旗2=少雨やダムの水位低下で

【既報関連】国家電力庁(Aneel)が9月27日、10月以降の電気代には赤旗2の追徴金を加算する方針を明らかにしたと同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
同庁によると、追徴金の基準を赤旗1から赤旗2に変更するのは、降水量の増加が見込まれていないことと水力発電所の貯水ダムの水位低下が主な原因だ。火力発電所を稼働させると発電経費も上昇する。
追徴金がかからない緑旗は2022年4月から適用されていたが、2024年7月に黄色旗が適用された。8月からはまた緑旗に戻ったものの、9月は赤旗2適用と報じられた。
9月は発表後間もなく赤旗1に切り替えられたため、赤旗2の本格適用は10月からのみとなる。
赤旗1の時の追徴金は使用電力100キロワット/時(kWh)あたり4・463レアルだが、赤旗2の場合はkWhあたり7・677レアルとなる。