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最高裁=CBF会長の審理、延期へ=会長選挙での有効性めぐる問題で

2024年10月11日

エジナルド会長(CBF)
エジナルド会長(CBF)

 最高裁は9日、ブラジル・サッカー連盟(CBF)のエジナルド・ロドリゲス会長を会長に復帰させた予防措置に関する審理を始めたが、報告官が票を投じた後、票の見直しを求められたことで審理が中断された。同日付UOLサイト(1)が報じている。
 エジナルド氏は2021年8月に前任のロジェリオ・カボクロ氏の汚職疑惑でCBF会長に代行として就任。また、2022年3月にリオ州検察局との協定でエジナルド氏も会長選に出馬できると保証され、会長選に出馬し、当選した。それまでの規定では、代行は会長選に出馬できなかった。
 だが、2023年12月、リオ地裁はリオ検察との協定を無効とし、エジナルド氏の当選を取り消 した。
 これに対し、2024年1月に最高裁のジウマール・メンデス判事がそれを覆して会長職に復帰させる予防措置をとった。当時は男子サッカーの五輪南米予選直前で、会長が不在なら監督や選手のリストも作れず、五輪予選を棄権しなければならなくなるという危機的状況に追い込まれていた。
 今回の審理は、メンデス判事が単独で下した判断が有効かを問う全体審理だった。同件の審理は、既に7回、先送りされていた。
 メンデス判事はここでも、リオ検察局とエジナルド氏との間で結ばれた協定を有効とし、会長継続を勧めた。
 だが、フラヴィオ・ジノ判事が票の見直しを求めて審理が中断。結論は再び先延ばしされた。


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