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在伯栃木県人会=活動への協力呼び掛け=定期総会と新年会

2025年2月4日

総会の様子。奥中央が沢里会長
総会の様子。奥中央が沢里会長

 在伯栃木県人会(沢里オリビオ会長)の定期総会と新年会が1月26日、サンパウロ市ビラ・マリアーナ区の同県人会館で開催された。
 午前10時半(第2次招集)から始まった定期総会では、日伯両国歌斉唱、先亡者への黙とう後に沢里会長があいさつ。2024年度は県人及び県人子弟以外の会員加入も認めたところ、約70人の新規会員が増加したとし、各行事に参加協力した会員への感謝の気持ちを表した。
 引き続き、24年度事業報告及び会計報告、25年度事業計画案及び予算案が発表されたが、数年前に紙に印刷した総会プログラムを配布したことがトラブルの原因になったといい、この日の総会では役員が会員に対して口頭での説明を行っていた。特に24年度会計報告及び25年度予算案の数字は外部には公表していないとし、会員へは口頭のみの発表となった。
 24年度事業報告では、1月の定期総会・新年会に始まり、関東ブロック運動会、県連日本祭り(7月)、焼きそば会(9月)、敬老会(9月)、カラオケ・盆踊り、ピクニック、忘年会などが発表されて承認。25年度事業案では例年の行事以外の新規事業として、餅つき、お茶会、弁論大会のほか「栃木祭り」の実施が沢里会長から発表された。
 総会終了後は新年会に移行し、準備の合間に会場ではカラオケや盆踊りなどが行われた。

新年会で乾杯する会員の皆さん
新年会で乾杯する会員の皆さん

 新年会のあいさつで沢里会長は「栃木県人会では盆栽、生け花、薙刀(なぎなた)、日本語など各種教室も行っており、今年は(新規事業もあるので)忙しくなりそうです。皆様今年もどうぞよろしくお願いいたします」と会員への協力を呼びかけていた。
 引き続き、横田啓(はじめ)元会長の発声で乾杯が行われた。
 会場には、現在の栃木県人会では数少ない日本人1世で創立会員でもある久保田豊さん(89、栃木県日光市出身)の姿もあった。久保田さんは土木技師としてこれまで、サンパウロ市にある愛知、静岡、三重の各県人会館の構造計算をした経験があるとし、この日は家族とともに新年会を楽しんでいた。


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