復活祭前恒例の魚の特売=恒例の品も若干値下がり?

ブラジルではイースター(復活祭)前は肉を食べないという人が多く、復活祭前の聖週間は魚の売上が増す。この時期の恒例となっているのが、サンパウロ市西部サンパウロ州食糧保管センター公社(Ceagesp)で行われる魚の安売り「サンタ・フェイラ・ド・ペイシ」だ。(1)
今年は16回目というフェイラは15日から17日まで開催される。フェイラの開催時間は12時から20時まで。
今年の目玉はボラ(タイ―ニャ)とサメ(カッサン)で、丸ごと冷凍したボラはキロ11・99レアル。20キロ入りの箱ならキロ10・99レアルとなる。サメの切り身はキロ34・90レアルで購入できる。サーモンやニベ(コルヴィナ)、太刀魚、チャブ(ゴルジ―ニョ)、マスに似たニシン目のアンショーヴァ、エビなどもお勧めのようだ。プロモーション価格は在庫がなくなるまで有効。
フェイラに行く人は、車両と歩行者がアクセスできる15番ゲートと歩行者専用の14番ゲートを使って入場する必要がある。入場料や駐車料金は無料。
会場には、パエリアや焼き魚などをその場で食べられるフードエリアも設けられている。
なお、聖週間によく使う食材は、全体の平均で昨年同期より0・43%安くなっているという。14日の発表時点で値下がりしていた食材は、ジャガイモ40・5%、タマネギ37・7%、トマト7・6%、米4・1%など。値上がりした食材は、オリーブ油15・6%、鶏卵13・2%、オリーブの実13・2%、チョコレートや砂糖入りの粉末ココア15・1%、板チョコやボンボン18・5%、ニンニク26・3%などとなっている。(2)