リベルダーデ友好会=清水総領事の誕生日祝う=日系軍人、日系団体代表ら出席

リベルダーデ友好会(平崎靖之会長)は、5月27日夜サンパウロ市リベルダーデのニッケイパラセ・ホテルで、清水享サンパウロ総領事の58歳の誕生日会を開催した。
清水総領事は、大阪府出身、京都大学法学部卒業後、外務省に入省。2004年に在ブラジル日本国大使館一等書記官として、初めて来伯。その後ふたたび2007年に参事官として来伯、2023年10月に、在サンパウロ総領事として着任後、ブラジル日系社会と密に交流している。
誕生日会はサンパウロ日伯援護協会(援協)島袋栄喜副会長司会の元、リベルダーデ文化福祉協会(ACAL)藤田ヨシアキ・ダニロ会長、ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)谷口ジョゼ会長、羽藤ジョージサンパウロ市議、エジソン・マサユキ・ヒロシ陸軍少将、ルイス・クラウジオ・マセド・サントス空軍少将、マルコ・アントニオ・イスマエル・トロヴァン・ジ・オリヴェイラ海軍中将が祝辞を述べた。その後、菊地義治援協名誉会長が乾杯の音頭を取り、吉村尊雄三線師範と神谷ハファエルさんが三線で「島人ぬ宝」と「安里屋ユンタ」を演奏、誕生日会に花を添えた。鏡割りやブラジル式誕生日ケーキカット、プレゼント贈呈などで、清水総領事の誕生日を皆で祝った。
出席した青木智栄子ブルーツリーホテル・グループ社長は、 清水総領事が2004年に初めてブラジルに赴任した直後に、小泉純一郎元総理が来伯した際のことを振り返り、「とてもエレガントにブルーツリーホテルで小泉元首相をお出迎えをしてくれたのが今でも印象に残っている」と語った。
清水総領事は「外交官としても個人としても、ブラジルと日本の絆をさらに深め、先人の日系移民の皆さんへの敬意を忘れないようにしたい」と語った。