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6月祭りで火傷患者急増=リオ市では40%も増加

2025年6月11日

カロリーナ・ジュンケイラ医師(Edu Kapps/SMS)
カロリーナ・ジュンケイラ医師(Edu Kapps/SMS)

 6月祭り(フェスタ・ジュニーナ)の季節は大勢の人が集まり、大きな鍋で食事の準備をしたり、焚火を囲んで踊ったりするケースが増えるが、それに伴う火傷の患者の増加も懸念されている。
 リオ市保健局の報告はその一例で、8日付G1サイト(1)によると、昨年の6~8月は重度の火傷で市立の医療機関で受診した患者が356人いたという。
 ペドロ2世病院の場合、火傷患者の65%は5~14歳児だった。同病院火傷部門主任のカロリーナ・ジュンケイラ医師は、この季節の患者数は30~40%増え、火傷部門や救急部門では対応しきれなくなるとし、その原因として、花火や焚火の扱いの誤りや、6月祭りに付き物の食べ物を作っていて起きる事故をあげた。
 アンダライ病院火傷センター長のオリド・ピニェイロ医師は、法律が禁じている風船(バロン)を飛ばさない、花火や焚火に近づかない、危険な場所の近くではアルコールなどの揮発性物質を使わない、コンロを使う時は監督者を置き、子供を台所に近づけないなどの予防措置を講じる必要があると強調。火傷をした時は、痛みを最小限に抑えるために冷たい水で冷やし、軽度ならばかかりつけ医、重傷ならば、火傷の範囲に応じて救急診療所(UPA)や病院で受診するように勧めている。


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