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W杯南米予選=セレソンがパラグアイに勝利=新監督初勝利でW杯進出決定

2025年7月10日

10日の試合より(Rafael Ribeiro/Agencia Brasil)
10日の試合より(Rafael Ribeiro/Agencia Brasil)

 10日、聖市イタケロンで行われたサッカーW杯南米予選で、ブラジル代表(セレソン)がパラグアイを1対0で振り切った。この勝利で、セレソンは来年開催のW杯進出を決めた。11日付CNNブラジル(1)が報じている。
 采配初試合となったエクアドル戦では攻撃がつながらなかったことを批判されたアンチェロッティ監督は、右サイドにイエローカードでの出場停止が解けたラフィーニャ、左サイドにアーセナルで活躍中のマルチネッリ、トップ下にマテウス・クーニャを置き、これまでは左ウイングが定位置だったヴィニシウス・ジュニオルを9番のセンターフォワードに置く新布陣で臨んだ。
 セレソンは試合開始早々から、前試合とはうって変わった攻撃的な試合を展開。マテウス・クーニャやマルチネッリがドリブルやゴールエリア内でのクロスで積極的にチャンスを作り、11分と27分に大きなチャンスを作った。
 果敢な攻撃を続けるセレソンは45分、右側のペナルティ・エリア近くで相手ディフェンダーと競り合っていたラフィーニャからのボールを受け取ったマテウス・クーニャがドリブルで上がり、ゴール中央前にボールを流すとヴィニシウスが駆け込んでボールを押し込み、先制点。アンチェロッティ体制での初得点となった。
 セレソンは後半もボールを7割以上支配し、コーナーキックの連続で攻め続けた。パラグアイからのカウンターも中盤のカゼミロ、ブルーノ・ギマリャンエスのコンビが効果的にパスを遮り、ゴール前を危険な状況にしなかった。
 試合は結局、1対0で勝利。セレソンはこれで勝ち点を25点とし、3位に浮上。7位ベネズエラが最高でも24点となったことから6位以上が確定。9月予定の2節を残してW杯進出を決めた。


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