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フランシスコ・クォコ死去=ブラジル・ドラマ界を代表する名優

2025年7月10日

フランシスコ・クォコ(Instagram)
フランシスコ・クォコ(Instagram)

 長年にわたり、ブラジルを代表する俳優だったフランシスコ・クォコが19日、入院先の聖市の病院で死去した。91歳だった。同日付G1サイトが報じている。
 1933年にサンパウロ市中央部ブラスで生まれたクォコは、法学を学んだが、20歳の頃、演劇学校に入学した。4年後に卒業した彼は、ブラジル・コメディ劇場(TBC)の構成員となり、1959年にはフェルナンダ・モンテネグロやフェルナンド・トーレスなど、のちの名優たちと劇団テアトロ・ドス・セッテに参加する。
 1964年にトゥピ局、66年にエクセシオール局のドラマに出始め、68年にレジーナ・ドゥアルテの恋人役として出演した「レジオン・ドス・エスケッシードス」で注目された。
 1970年にグローボ局と専属契約を結んでからは、「アッシン・ナ・テラ・コモ・ノ・セウ」を皮切りに、大ヒットした「セルヴァ・デ・ペドラ」(1972年)、「オ・セミデウス」(1973年)、「クッカ・レガル」(1975年)、1998年にリメイクもされた「ペカード・カピタル」(1975年)に立て続けに出演した。
 50代を超えた80年代以降も積極的にテレビドラマや映画への出演を続けたが、その間も、彼の愛した舞台への出演は欠かさなかった。彼の最後の出演作は2023年、90歳の時に出演したムウチショウ局のドラマ「ノー・コーレ」だった。(1)


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