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食料・飲料費が値下がり=15日締め物価指数で判明

2025年7月10日

前月比のIPCA‐15の推移を示すグラフ(26日付G1サイトの記事の一部)
前月比のIPCA‐15の推移を示すグラフ(26日付G1サイトの記事の一部)

 地理統計院(IBGE)が26日、6月15日締めの広範囲消費者物価指数(IPCA‐15)は前月の0・36%増を下回る0・26%増で、12カ月間の累積値も5・40%から5・27%に低下したと発表したと同日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。
 6月のIPCA‐15は4カ月連続の前月比割れで、昨年同月の0・39%増も下回った。
 最大のインフレ圧力となったのは、居住費の1・08%増で、全体を0・16%ポイント(PP)押し上げた。居住費の値上がりは、100キロワット時あたり4・46レアルの追徴金が課されて3・29%値上がりし、全体を0・13PP押し上げた電気代が牽引した。
 また、0・29%値上がりした保健・個人介護費も、全体を0・04PP押し上げた。こちらは、医療保険の値上がり(0・57%)が最大要因だった。
 衣類も、婦人服が0・66%、靴やアクセサリーが0・57%値上がりし、全体で0・51%増となった。
 他方、9カ月連続で値上がりしていた食料・飲料費は0・24%値下がり。特に目立ったのは、トマトの7・24%減や鶏卵の6・75%減、米の3・44%減、果物の2・47%減などだ。ただし、玉ねぎは9・54%、挽いたコーヒーは2・86%値上がりした。
 6月のコーヒー価格は収穫開始で生産者価格が低下し始めたことを受け、2・86%増に止まったが、生産量の減少や国際価格高騰などの影響が残り、1年間では81・6%増となっている。(3)


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