ジュリアナさん=リオで改めて検死実施=バリでの不可解な検死後

2日、リオ市で、インドネシアでの火山登山中に滑落して死亡したジュリアナ・マリンスさんの再検死が行われた。同日付G1サイト(1)が報じている。
ジュリアナさんは6月21日にインドネシアのリンジャニ山登山中に滑落し、同24日に死亡が確認された。遺体は1日にリオに到着。2日朝8時から、同市アフラニオ・ペイショット法医学研究所で検死を受けた。
検死は市警の検視官2人が行い、遺族の依頼を受けた法医学教授のネルソン・マッシーニ氏と遺族代表でジュリアナさんの姉妹のマリアナさんが立ち会った。
マリアナさんは「死因や死亡時刻の特定にはいくつかの検査が必要なため、結果が出るまでにはあと数日かかるだろう」と話している。およそ1週間ほどであろうとの報道が目立っている。
「ジュリアナには救出の際に多くの黙殺的な行為が行われたと信じている。私たちは引き続き、必要な措置を講じていく」とマリアナさんは語っている。
ジュリアナさんは救出作業に手間取ったため、救助隊が到着したのは事故から丸3日を経た24日で、既にこと切れていた。6月26日にバリで行われた検死では「複数の骨折と内臓損傷で死亡」とされたものの、低体温症にはなっておらず、「外的障害の20分後に死亡」とされた。ただし、外傷を負った日時は明記されておらず、死亡日時が確定されていないなど、不可解な点が目立っていた。