第76回名人戦、23～24日＝ブラジル将棋連盟

　ブラジル将棋連盟（ジェームス・マン・デ・トレド会長）は23～24日、将棋大会「第76回ブラジル名人戦」をサンパウロ市ビラ・マリアナ区のブラジル日本棋院（R. Dr. Fabrício Vampré, 116）にて開催する。

　23日は14歳までが参加できるどうぶつ将棋の部を8時から12時まで参加費無料で行う。13時からは早指し名人戦を行う。参加費40レアル。24日は名人戦本戦を9時から行う。参加費60レ。参加申込は当日会場で行う。

　ジェームス会長は「大会は和気あいあいとした楽しいものですので、気負わずにご参加ください」と呼びかけている。

　同大会は戦後間もない1948年に、勝ち負け抗争で分断した日系社会の再統合を目して第一回目が開催され、コロナ禍中を除く現在まで毎年開催されている日系社会有数の歴史を持つ大会。近年はブラジル人将棋団体「Clube Nacional de Shogi」が開催に協力し、ブラジル人青年参加者も増加している。大会では日本将棋連盟から寄贈された高級将棋駒も使用される。

　問い合わせはブラジル将棋連盟（メールbrasilsyougi@gmail.com）まで。