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「神在月」特別イベント開催=島根県人会創立69周年記念

2025年10月7日

神在月
神在月イベントポスター

ブラジル島根県人会(福間エジソン康幸会長)は創立69周年を迎えるにあたり、11月9日(日)9時から13時まで特別記念イベント「KAMIARI」を開催する。会場はサンパウロ市南部の同会館(Rua das Rosas, 86 – Praça da Árvore)。

「KAMIARI」とは、日本神話における「神在月(かみありづき)」に由来する言葉。日本各地では旧暦10月を「神無月(かんなづき)」と呼び慣わし、逆に出雲地方では神々が集まるために「神在月」と呼ばれてきた。出雲大社を有する島根県は八百万の神々が一堂に会する地とされ、古来より日本神話の舞台として重要な役割を果たしてきた。

本イベントでは、この由緒ある文化背景を紹介する講演、参加型のワークショップ、さらには関連資料や展示物を通じて、神話と島根県の深い結びつきを来場者に伝える。

日本最古の歴史書である『古事記』にも触れられ、神々の物語を通じて島根県の文化的意義を再認識できる機会となる。日本のルーツに興味を持つ人々にとって、学びと体験を兼ね備えた貴重な催しになりそうだ。

今回の69周年記念行事も、日系社会とブラジル社会をつなぐ重要な文化交流の場となることが期待される。主催者は「この『KAMIARI』を通じ、日本神話と島根の魅力を体感していただきたい。ぜひ多くの方にご来場いただき、島根の神話と伝統に触れてほしい」と呼びかけている。イベントの詳細や最新情報は、同会のフェイスブック(web.facebook.com/shimanebr)やInstagram(@shimanebr)から確認できる。



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