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文協=「第55回工芸美術展」開催=日伯文化の融合を体感

2025年10月2日

第55回工芸美術展
第55回工芸美術展

ブラジル日本文化福祉協会(西尾ロベルト会長)主催の「第55回工芸美術展」が、5日から19日までサンパウロ市の文協文化スペース(Rua Galvão Bueno, 596)で開催される。本展では陶芸、押し花、染織、紙、木工、金属工芸など、多彩な工芸作品300点以上が展示され、両国の伝統と創造性を体感できる貴重な機会となる。

本年の特別顧問アーティストは日本人陶芸家・仁井樹美さん。仁井さんは現代陶芸の分野で高い評価を受け、日伯文化交流の架け橋的存在の一人だ。

展覧会期間中は、陶芸、木工、押し花、和紙絵、寄木細工、いけばな、七宝焼など、多彩な技法を体験できる講演・ワークショップも開催される。初日には陶芸や木工の講演が無料で実施され、以降は有料ワークショップも。受賞作家による特別講演も行われ、創作の裏側や思想に触れることができる。問い合わせはメール(artekoguei@bunkyo.org.br)まで。

【日程と主なプログラム(抜粋)】

▼5日(日)

10〜12時=陶芸(講演・実演)・Kitaro Suenaga(無料)

13〜14時半=木工(講演・実演)・Erick T.(無料)

15〜16時半=工芸全般・Keiko Nishie(無料)

▼9日(木)

9〜12時=絞り染め・風呂敷体験・Alice Yokote(有料)

14〜15時半=水引・Luciane Higashi & Erica Tanaka(有料)

▼10日(金)

10〜12時=和紙絵・Luíza Okubo(有料)

14〜16時半=寄木細工・Iara Neves(有料)

▼11日(土)

10〜12時=いけばな・Emilia Ogata(有料)

13〜14時半=押し花・Mirian Tatsumi & Yuriko Tanaka(有料)

15〜16時半=七宝焼・Junko Tanizaki(有料)

▼12日(日)

10〜12時=陶芸絵付け・Cleide Chaim(有料)

13〜14時半=受賞作家講演・Patrick Foxx Rule(無料)

15〜16時半=受賞作家講演・John Uribe(無料)

▼16日(木) 陶芸(花瓶)・Leonora Norissada & Erica Tanaka(有料)

▼17日(金) 刺し子、寄木細工(有料)

▼18日(土) いけばな講演・Hélio Tanaka(無料)、押し花(有料)、受賞作家講演(無料)

▼19日(日) 墨絵ワークショップ・林禎二大使(有料)



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