文協創立70周年コンサート=日本の伝統楽器と共演
ブラジル日本文化福祉協会(西尾ロベルト会長)は同協会創立70周年と日伯友好条約締結130周年を祝って、28日(金)20時からサンパウロ市立劇場(Praça Ramos de Azevedo s/n)で記念コンサートを開催する。入場無料だが、すでに満席となっている。
本コンサートでは、サンパウロ市青少年交響楽団が演奏。指揮はチアゴ・タバレス氏で、日伯の伝統的な楽器が共演する。ソリストとして、ブラジル出身の尺八奏者シェン・響名・リベイロ氏と、日本の箏奏者・西陽子氏がそれぞれ登場し、日伯両国の音楽文化が舞台上で融合するひとときが演出される。
尺八奏者の響名氏は、ボトゥカトゥ出身。日本・東京芸術大学にて尺八を学び、国内外で高く評価されてきた実力派だ。1999年には皇室(天皇・皇后両陛下)前での演奏した経歴を誇る。
箏奏者の西氏は和歌山出身。幼少より箏を学び、伝統曲のみならず、ブラジルのジャンル「ショーロ」とも交わる新たなスタイルを国内外で展開してきた。
本催しは、日伯文化・音楽の架け橋として、そして両国の友好関係を祝う場として位置づけられている。








