ブラジルは「鉱物大国」になれるか?=付加価値化で中国依存の脱却へ
ブラジルは世界が注目する戦略鉱物の宝庫だが、採掘鉱物の多くは未加工のまま中国に輸出され、国家としての主導権は依然として手薄な状況だ。政府は付加価値の創出と産業化によって国際競争力を高めようとするが、政策の不透明性、技術的課題、膨大な投資の必要性など、さまざまな障壁が立ちはだかる。11日付ヴァロール紙(1)がブラジルの「鉱物大国」への道のりにおける課題について報じた。
ブラジル政府は、採掘済み、あるいは今後開発が見込まれる戦略・重要鉱物の付加価値化を国家戦略の中核に据え、国際経済における存在感の向上を目指している。特に、再生可能エネルギーや先端技術、防衛分野での中国...
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