丹下セツ子太鼓道場=助六太鼓の家元招き=ワークショップ16日
丹下セツ子太鼓道場(代表=カジハラ・アルミール・タエコ・Almir Takeo Kajihara)は、16日正午から静岡県人会(Rua Vergueiro, 193)地下1階体育館で太鼓ワークショップを開催する。入場料は30レアルで、支払いはPIXまたは現金が利用できる。
同道場は、ブラジルで最も伝統ある太鼓集団のひとつ。日本で活動し、多くの有名演歌歌手とも共演してきた「助六太鼓」(東京都文京区)の家元・今泉豊氏からも直接指導を受けた本格派として知られる。
今回のイベントでは、同道場生と日本から助六太鼓の家元・今泉氏らが迫力ある太鼓演奏を披露する。
助六太鼓は日本三大太鼓の一つといわれ、1968年に東京・文京区で日本初のプロ和太鼓集団として発足。江戸から伝わる歌舞伎や長唄を研鑽し、東京の盆太鼓スタイルであった斜め台打法を初めて創作太鼓に取り入れたことで知られる。江戸の祭り情緒を思わせる粋で勇壮な楽曲、踊るように打ち込む演奏が特徴で、「助六流」と呼ばれる独自のスタイルを築いた。
丹下セツ子太鼓道場は、「女剣劇」の旅役者としてブラジル全国を巡り、日本舞踊の普及に尽力した故・丹下セツ子氏が創設した道場である。
今回のイベントをコーディネートする松井ゆうとさんは、「ぜひこの機会に日本の太鼓を間近で体感してほしい。皆さまのご参加をお待ちしています」と呼びかけている。
参加申し込みは15日まで。申込や詳細は以下まで。(松井さんワッツアップ=11・94873・5609)








