藤間流「芳琴の会」20日=日伯130周年記念して初開催
藤間流は20日(木)、サンパウロ市のブラジル日本文化福祉協会貴賓室で、「芳琴の会」(藤間芳琴代表)を開催する。14時開演。主に古典舞踊だが、新舞踊、創作舞踊も披露される予定。入場無料、1時間半程度。
芳琴代表は4歳から日本舞踊を始め、以来約80年も一筋に踊り続ける。「父が日本舞踊が好きで、幼い頃から芳之丞に習いました。私も大阪では藤間新宮師に稽古をつけてもらいました。当地の藤間流日本舞踊学校も最盛期の80年代には名取が14、5人もいましたが、今では指導者は二人だけ」と往時を振り返った。
さらに芳琴代表は、「日伯130周年という記念すべき節目なので、初めてですが、この会を催すことになりました。小さな会ですが12、3人で踊ります。日本舞踊を身近に感じ、楽しんでいただければと願います。弟子一同稽古に励みましたので、ぜひご覧になってください」と呼びかけた。








