Pix活用で闇経済減少=教会や露天商にも透明性
20年11月に稼働を開始したブラジル中銀(BC)の即時決済サービス「Pix」は、5年の運用を経て国民生活に深く浸透し、露天商から教会の献金、企業間取引まで幅広く利用されるようになった。この利便性は、低所得層の経済活動の活性化や、ブラジル経済全体の生産性向上にも寄与していると13日付エスタード紙など(1)(2)が報じた。
サンパウロ市西部の路上でナッツを販売するルイス・デ・ソウザさんはPix導入以降、売上が増加し、1日あたり約120レ(約3500円)の収入のうち、8割がPixによる取引が占める。スマートフォンひとつで取引を完了できるため、釣り銭を用意する必要がなくな...
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