木下節生太鼓グループ=和太鼓でサンバ、踊りで街を揺らす=カーニバルに広がる民謡の躍動
サンパウロ市の街頭カーニバルに、日本文化の躍動が力強く響き渡る。和太鼓と日本各地の民謡、踊りを融合させた木下節生太鼓グループの「ヨイ生!(よいしょう!) ブロッコ和太鼓生」が2月7日(土)、リベルダーデ地区でパレードを行う。
本イベントは、サンパウロ市役所および市観光局、市文化創造経済事務局が主催する公式ストリート・カーニバルの一環として開催。サンパウロ市のストリート・カーニバルは年々規模を拡大し、2020年にはサンパウロ州の無形文化遺産にも登録された。
多文化都市サンパウロを象徴する祝祭カーニバルの中で、日本文化を前面に打ち出したブロッコは珍しく、「ヨイ生!」の存在感は年々高まっている。
「ブロッコ和太鼓生」は、1999年に木下節生太鼓教室として開始。和太鼓を中心に、日本の音楽や踊りをブラジルのカーニバルや街頭文化と融合させる試みは、単なる伝統紹介にとどまらず、新たな日伯文化の創造を目指している点に特色がある。
サンバチームが演奏を始める最初にレピニッキが叩くChamada do repiniqueを和太鼓で行ったり、サンバ「アクアレラ・ド・ブラジル」を和太鼓と横笛とサンバ楽器を融合させて演奏するなど、和伯折衷の独自のスタイルを持つ。
和太鼓生は今年で5回目の参加。今回は、阿波踊りレプレーサ(徳島)、鳥取シャンシャン傘踊り(鳥取県人会)、太圭流華の会 - 伊豆ジュリアナ流舞連乗と吉村タカオ(沖縄県人会)、ブラジル健康体操協会(静岡県人会)、一心よさこいソーラン(北海道県人会)、ブラジル群馬県人会、和歌山県人会婦人部の計7県人が一緒に参加する予定。阿波踊り、シャンシャン傘踊り、よさこいソーランなど、日本各地に受け継がれてきた民謡や伝統舞踊を和太鼓と歌と踊りでストリート・カーニバル風に披露する。
参加者は日系人に限らず、日本文化に関心を持つ非日系ブラジル人も多く、多様な背景を持つ人々が太鼓と踊りを通じて一体となる姿は、サンパウロらしい多文化共生の象徴とも言える。
当日は観覧無料。日本とブラジル、二つの文化が交差する祝祭空間となりそうだ。
【イベント概要】
日時:2月7日(土)15時30分~18時
場所:ガルボン・ブエノ街72番(集合・出発)~リベルダーデ地区一帯をパレード。
入場:無料








