追い風を「実利」に変えられるか?=資源大国を揺さぶる地経学の荒波=米中欧の三つ巴の次世代資源争い《編集長コラム》
世界の資源・エネルギー市場の視線は、かつてないほど真剣な眼差しでこの南米の巨人に注がれている。わずか数年前まで、ブラジルは「鉄鉱石と大豆の巨大な供給所」という、伝統的な資源国としての評価に甘んじていた。
しかし、この1年の間にその地位は劇的に変化した。今やブラジルは、世界のエネルギー転換(エネルギートランジション)と地政学的デカップリング(分断)において、代替不可能な「戦略的ハブ」へと昇華した。
本稿では、世界の資源争奪戦においてブラジルがなぜこれほど注目を浴びるようになったのか、その背景にある地経学(地政学に経済安全保障の概念を取り入れた思考、英語:geoeco...
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