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ブラジル日系社会=『百年の水流』(再改定版)=外山脩=(354)

2026年3月6日


二十一章


 巨大破局➁

 

 一九九〇年正月。

 コチア産組のお家騒動は、その正月に持ち越されていた。しかも組合本部では、こんな話が流れていた。

 「ケイロウは、運営審議役として戻ってきたら、(一九八一年に)クビになった時のシッペ返しをする。

 組合内部の問題を暴く。ゼルヴァジオと小川さんを放り出す。執行理事会の専務の椅子を狙っている。その下の役員名簿も出来ている。レヴォルソン(反乱、革命)をやる。

 しかし、ケイロウには暗い過去があるから、これは絶対避けねばならない」

 そしてゼルヴァジオは、すでに記したように、ケイロウが選挙に出るなら、自分も立つ、と意志表示をしていた...

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