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《ブラジル》正規雇用が11月に約32万人増加=クリスマス商戦が後押し

2021年12月24日

 11月に正規雇用者が32万4千人増え、過去3カ月間で最高となった。23日付現地サイトが報じている。
 全就労・失業者台帳(Caged)によると、11月は労働手帳での契約(採用)が177万2766件あった。一方で契約解除が144万8654件あったので、正規雇用者は32万4112人増えたことになる。
 これは37万5284人増を記録した8月以来、3カ月ぶりの雇用増で、今年に入ってからでは3番目に多いが、昨年11月の37万6265人増には及ばなかった。

 11月現在の正規雇用者総数は4155万1993人で、前月比で0・79%増えた。1月から累計での正規雇用者増は299万2898人となった。
 連邦政府は今回の伸びを、クリスマス商戦でサービス部門を中心に臨時雇用が起きたためと見ている。実際、半分以上となる18万960人はこの部門で増えている。
 だが、例年そうであるように、12月は一時雇用者をはじめ、解雇が多くなる時期なので、正規雇用は減少すると見ている。
 地区別で見た雇用増は南東部が圧倒的で、正規雇用者が17万8422人増えた。


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