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《ブラジル》2月の雇用は零細・小企業が牽引=Sebraeの調査で判明

2022年4月8日

個人経営の店で買い物をする人々(Tania Rogo/Agencia Brasil)
個人経営の店で買い物をする人々(Tania Rogo/Agencia Brasil)

 全就労・失業者台帳(Caged)のデータを基に零細・小企業支援サービス機関(Sebrae)が調べたところ、2月の雇用創出は零細・小企業が牽引していた事が明らかになったと7日付現地サイトが報じた。
 Sebraeによると、2月に創出された雇用の67%に当たる22万66件は、零細・小企業によって生まれたものだという。この数字には、全ての部門での雇用が含まれている。
 零細・小企業が採用した人数が最も多かったのはサービス業で、13万4024人を採用した。それに次ぐのは建設業で、零細・小企業による新規採用は3万1517人だった。
 零細・小企業による雇用を地域別に見ると、雇用創出が最も多かったのは中西部で、既存の雇用者各1千人に対する新規雇用者が2万7千人に及んだという。北部では2万人、南部では1万7千人、南東部では1万4千人、北東部では1万2千人が採用された。
 今年に入ってからの2カ月間に零細・小企業が創出した雇用の累計は30万4525件で、同期間中の雇用創出総数の63・5%を占めているという。
 Cagedのデータによると、今年の2カ月間の雇用創出総数に占める零細・小企業による雇用創出の割合は、昨年の1~2月の82・1%より小さくなっている。


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