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松島巧さん金メダル6個=マスターズ世界陸上、世界新も

2022年8月6日

来社した皆さん(左から荒木進さん、松島巧さん、清水弘さん、清水信美さん)
来社した皆さん(左から荒木進さん、松島巧さん、清水弘さん、清水信美さん)

 世界マスターズ陸上競技協会(WMA)による世界マスターズ陸上選手権大会が6月29日~7月10日、フィンランドのタンペレ市ラティナンスタジアムで開催された。90~94歳部門に伯国から参加した松島巧さん(90歳)が、6種目(ハンマー投げ、砲丸投げ、重量投げ、円盤投げ、槍投げ、投てき5種)で金メダルを獲得。重量投げでは世界新記録11・19mを記録した。

 松島さんは、日本の岡山県にうまれ、3歳の時に渡伯。サンパウロ州ノロエステ地方ペレイラバレットで育った。若い頃から陸上競技を行い、指導者としても活動している。
 世界マスターズ陸上選手権大会には、1993年に宮崎県で行われた時に初参加。松島さんは「あれほど人が集まった大会は他になかった」と振り返る。同大会では、2種目(槍投げと円盤投げ)に出場し、結果は2種目とも7位。95年アメリカ大会では、2種目とも2位に入賞した。
 松島さんは現在、サンパウロ州オザスコ市のオザスコ日伯文化協会(荒木進会長)練習場で週1回2時間の練習を行っている。元気な秘訣について、陸上練習のほかに行っている柔軟体操と50代から毎日続けている5~6キロの歩行運動を挙げた。
 次回の世界マスターズ陸上選手権大会は24年にポーランドで行われる。松島さんは「次の大会でも6種目で金メダルをとりたい」と意気込みを語った。
 友人の清水弘さん(81歳)と奥さんの信美さんも同大会に参加。弘さんは幅跳び、信美さんはハンマー投げに出場したが入賞には至らなかった。弘さんは「あと、4センチで3位だった」と悔しそうな表情で大会を振り返った。


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