ビラ・カロンおきなわ祭り2日から=南米最大規模の沖縄文化イベント

ブラジル沖縄県人会ビラ・カロン支部(上原マリオ正会長)は8月2~3日、サンパウロ市の同支部会館前ハロルド・ダウトロ広場(CEE Vicente Ítalo Feola – Vila Manchester)で「第21回おきなわ祭り」(上原博実行委員長)を開催する。同祭は例年約3万人が訪れる南米最大規模の沖縄系イベントとして知られる。
今回のキャッチコピーは「CHIBARIYO!(ちばりよ)〜アート&ムーブメント」。
会場では二日間にわたって、与那嶺道場などによる琉球空手200人演武、琉球太鼓や琉球古典音楽、琉球舞踊、琉球筝曲、三線などの沖縄芸能披露、カポエイラ、太極拳披露が行われる。参加アーティスト総数は約500人に上る。
食の広場には屋台が並び、沖縄料理のヒージャー汁(ヤギ汁)やアシテビチ、沖縄そば、お菓子のサーターアンダギーやナントゥ(餅)販売が行われる。バザリスタも約200軒が出店する。
三線や琉球の伝統的な髪形体験、沖縄県庁の協力で日本からきた講師陣による瓦割り体験なども予定されている。
入場は無料だが、1キロの基礎食料もしくは高齢者用おむつなどの寄付が必要。問い合わせや詳細はおきなわ祭り事務局(電話・ワッツアップ=11・2296・1120╱サイト=https://okinawafestival.com.br/)まで。