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街角ちょっと見=鹿児島代表する酒蔵来伯

2023年9月13日

自社商品を手にする濱田、泊さん(左から)
自社商品を手にする濱田、泊さん(左から)

 ブラジル鹿児島県人会が8月5日、鹿児島県庁協力のもとサンパウロ市の日本文化広報施設「ジャパンハウス」で行った県産品PRイベント「KAGOSHIMA DAY」には、同県を代表する酒蔵「濱田酒造」と「奄美大島開運酒造」の代表者2人が参加した。
 イベントに参加した濱田酒造取締役兼経営企画部長の濱田光太郎さん(こうたろう・鹿児島県いちき串木野市出身・29歳)は自社芋焼酎「だいやめ」を紹介。イベント後、濱田さんは「ブラジルに焼酎需要があることを肌で知ることができてよかった。先人の努力によって作られた日系社会に敬意を表し、またその土壌を活かして、世界三大蒸留酒の中に『焼酎』を入れられるよう力を尽くしたい」と意気込みを語った。
 奄美大島開運酒造常務取締役の泊浩伸さん(ひろのぶ・鹿児島県奄美大島出身・59歳)は自社黒糖焼酎「音響熟成・黒糖焼酎れんと」を紹介。泊さんは「ブラジルは市場でサトウキビジュースが売られていたり、健康食品店で黒糖が手に入るなど、生活に『さとうきび』が浸透していて、焼酎が普及する可能性を感じた。先人の築き上げた日系社会に感謝し、鹿児島奄美の黒糖焼酎をブラジルの多くの人に楽しんでもらえるよう尽力したい」と語った。
 2人は今回が初めてのブラジル訪問だった。
 ブラジルでは日本酒に続き、焼酎の需要が年々高まっており、近年は焼酎の講習会が開催されるほどの人気だ。今回のイベントが焼酎人気のさらなる後押しになり、日本文化と日本産品がよりブラジルに浸透することに期待したい。(淀)


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