G20テーマ別会議会場を発表=5地域13市で開催

連邦政府が5日、G20のテーマ別会議の会場として5地域13市を指定したと発表したと同日付G1サイトなど(1)(2)が報じた。ブラジルは12月1日から、G20の議長国を務めている。
議長国の任期は1年間で、ブラジルはこの期間中、持続可能な開発、多国間機関の改革、飢餓や貧困、不平等との闘いの三つのテーマに焦点を当てる意向だ。
13市の名前は、連邦直轄区ブラジリア、パラー州ベレン、ミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテ、セアラ―州フォルタレーザ、パラナ州フォス・ド・イグアス、アラゴアス州マセイオー、アマゾナス州マナウス、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ、リオ州リオ、サンパウロ州サンパウロ、バイア州サルバドール、マラニョン州サンルイス、ピアウイ州テレジーナだ。
G20の活動は「シェルパ・トレイル」と「ファイナンシャル・トレイル」に分かれている。
シェルパ・トレイルはG20の首脳や個人特使が主導しており、交渉の監督やサミットの議題を形成する論点についての議論など、作業の大半を調整している。
ファイナンシャル・トレイルは、戦略的なマクロ経済問題を扱い、加盟国の財務大臣と中央銀行総裁が主導する。
シェルパ・トレイルの最初の会合は12月11~15日にブラジリアのイタマラチ宮殿で開催されている。次回のシェルパ・トレイル(閣僚会合)は2024年2月21~22日にリオ市で開催される予定だ。
ファイナンシャル・トレイルの最初の会合は2月28~29日にサンパウロ市で開催され、ハダジ財相が采配を振るうことになっている。