街角ちょっと見 「とても感動的だった」

サンパウロ市サコマン地区にあるエスコーラ・デ・サンバ・ブリンコ・ダ・マルケーザには日系隊(アーラ)があり、13日0時20分からブタンタン区の特設パレード会場で約40人が出場した。
コーディネーターは宮原ジョルジさん。エスコーラ全体では約400人いる。テーマは「夢と悪夢の狭間で、侯爵夫人はモルペウス王国を旅する」。ギリシャ神話にちなんだものだ。歌詞の中で日系隊は「平和という種を世界にまくもの」として扱われた。
階級は「Especial de Bairros」(地区特別カテゴリー)。一番上はグルッポ・エスペシャル、次がアセッソ、続いてアセッソ1、アセッソ2までアニェンビー会場でパレードできる。その下がこの階級で、更に下には「Grupo de Acesso 1 de Bairros」もある。
宮原さんに誘われて初出場した桐原クリスチアーネさん(49歳、3世)は「とても感動的だった。6回練習に参加したが、とても熱心でプロフェッショナルなものを感じた」と感極まった面持ちで語った。カーニバルはエスペシャルだけじゃない!(深)
