アリアンサ分校が東洋街に=2月22日に開校式

日伯文化連盟(アリアンサ)が2月22日午前11時、リベルダーデ区で分校(第2ユニット)開校式を開催する。場所は、サンパウロ商業協会セントロ地区の会館(Rua da Glória, 346)だ。
アリアンサは1965年12月にブラジル日本文化福祉協会6階で活動を開始して以来、日本の文化・芸術の振興に努めてきた。その後、メトロのヴェルゲイロ駅上のビルでも数十年にわたって活発に活動を繰り広げてきた。だがパンデミックにより生徒が激減し、リベルダーデ校とヴェルゲイロ校の閉鎖を余儀なくされ、ピニェイロス本部のみになっていた。
同連盟では現在、生け花、書道、折り紙、漫画、切り絵、こけ玉など、さまざまな日本文化講座や、基礎から応用まで幅広い日本語講座(ビジネス、筆談、口語訳、旅行、礼儀作法、会話、漢字)を開講している。これらの講座は、日本の伝統のエッセンスを生かし、両文化の絆を深めるものだ。
同連盟広報によれば、「私たちは、この豊かな軌跡の新たな章をスタートさせ、戻ってくる喜びと希望を手にしています。分校開校式は、アリアンサ再生の節目であり、同理事会の献身、教師たちの情熱、生徒たちの希望が原動力となり、非営利団体の総力を結集したものです。日伯外交関係樹立130周年を迎える本年、皆様のお力添えをいただきながら、日伯の絆をより強固なものにしてまいります」と語っている。