ブラジル健康体操協会が研修会=指導員50人が2日間研鑚に励む

ブラジル健康体操協会(川添敏江会長)では毎年恒例になっている指導員対象の研修会が、1月25、26日にサンパウロ市のヴィラ・マチルデ文化協会で行われた。
これにはサンパウロ市近郊だけでなく、ブラジリア、ロンドリーナ、サルバドール、マリーリア、プレジデンテ・ベンセスラウ、カンピーナス各地から50人の指導員が参加した。
この研修会では技術部の指導により、各イベントで観客と共に楽しむ座ってやるケア体操や盆踊りを始め、常に150人の参加がある七夕祭りでの演技曲、8月17日に開催する創立19年を祝う健康体操のフェスティバル曲などの練習を行った。
1期から6期までの混合グループでの創作フォーメーション作りの練習では、グループでの隊形作りの楽しさと必要性を学び、中高齢者の皆さんの継続的健康づくりに役立てられると好評だった。
川添会長は、「2日間の食事はヴィラ・マチルデの健康体操の生徒さんが担当してくださり、家庭的な心温まる料理に疲れも癒されました」と感謝の言葉を述べた。

この研修会を通し、特に普段はオンライン授業の指導を受けている地方の指導員は対面授業での習得が大きかったこと、一年に一度の指導員仲間の親睦の良い機会になったこと、また健康体操指導について共通意識が持てたこと等、それぞれの指導員が大きな収穫を得ることができたと口々に成果を語っていた。