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文協評議員選挙22日に=「周年行事実行、将来の担い手に」=石川会長、再選制限で交代へ

2025年3月8日

山下評議員会長と木多選挙管理委員長(左から)
山下評議員会長と木多選挙管理委員長(左から)

 ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)は3月22日、一般会員による評議員選挙をサンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル(R. São Joaquim, 381)で行う。同選挙後の4月26日には第166回定期評議委員会が実施され、再選制限により退任する石川会長の後任及び評議員会長、監査訳会長ら役員を評議員の中から選出する。

 今回の評議員選挙では正評議員50人と補充評議員25人を選出する。任期は2025年から29年の4年間。文協は2年ごとに全評議員100人のうち半数を改選すると定款で定めている。評議員の立候補条件は以下の何れかを満たすこと。①文協会員歴3年以上で会員5人からの推薦を受けた者②2年以上の文協理事経験者③2年以上の文協監査経験者④現役評議員及び評議員経験者⑤文協会員歴3年以上で日系団体からの推薦がある者。
 文協は2月14日に立候補者の受付を締め切り、同26日に全76人の候補者名簿を作成した。名簿は投票用紙と共に会員へ送付され、文協事務局でも確認することができる。文協サイトでの公開も予定している。
 選挙は同日開催の第60回定期総会に合わせて実施され、総会上で開票及び結果発表が行われる。郵送による事前投票は3月21日まで受け付け、直接投票は当日まで受け付ける。
 選挙管理委員長を務める元文協会長の木多喜八郎氏と山下譲二評議委員長は2月27日、評議員選挙に関する記者会見を行った。両氏は「今年は日伯外交関係130周年、文協創設70周年の重要な節目。文協はこれまで両周年に関する準備を進めてきましたが、今回選ばれる評議員はそれらを実行し、そして日系社会の将来を担う人材となるでしょう」と今選挙の意義について語った。
 選挙後の定期評議委員会では、会長、評議員会長、監査役会長の選出が行われる。選出に先立ってシャッパ(役員候補者連記名簿)の提出が3月31日から4月9日の間に行われる。選出は評議員100人に元会長ら8人を加えた108人の投票により決せられる。
 現会長の石川氏は19~21、21~23、23~25年にわたり会長を務めた。文協では再選は2度までと定められている。


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