アクレ州=国が緊急事態宣言を認定=州都に続く8市の水害で

連邦政府が、アクレ州内8市が出した水害拡大に伴う緊急事態宣言を認定し、24日付官報に掲載したと同日付アジェンシア・ブラジル(1)が報じた。
18日の州都リオ・ブランコに次ぐ緊急事態認定市は、クルゼイロ・ド・スル、フェイジョー、マンシオ・リマ、マレシャル・タウマトゥルゴ、パラシド・デ・カストロ、ポルト・アクレ、ロドリゲス・アルヴェス、サンタローザ・ド・プルスの8市だ。
アクレ州内の自治体は、アクレ、ジュルアー、プルス、エンヴィラ、アブナン、モアの各河川の増水に伴う洪水に見舞われている。一例はリオ・ブランコで、防災局によると、先週の時点で氾濫水位を超えていたアクレ川は水位上昇が止まらず、24日朝は13・72メートルに達した。
これを受け、同州政府も先週、川の氾濫が起きている10市の緊急事態を認定している。州が認定したが、国は緊急事態と認定しなかったのはタラウアカー市のみだ。
緊急事態と認定されたことで、同州内9市は、基礎食料品セットや飲料水、食事、衛生用品のセットなどの購入のような緊急対応や人道支援のための資金確保のため、連邦政府の援助を求めることができる。